ブログ「夢と希望と勇気のラビリンス」

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他人に対する一方的な厳しさは、自分に対する甘えである。

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やたら、他人の事ばかり「女々しい」とか「情けない」とか「ヘタレ」とか「甘えている」とか「逃げている」とか言って謗ったり、中傷するような輩が多くて困りモノですが、それなら仕舞いには生きて行く事が何でもかんでも女々しいと言う事になりそうではないでしょうか?

下手すれば、死者、自殺者が、一番、勇敢な男らしい、また最高人格者って言えば手っ取り早いのでは?と考える次第です。

先ず、男らしい男や女らしい女、しっかりした性格の人間はいたとしても、完璧な人間はいませんし、他人の事ばかりケチを付けたり中傷するのは簡単ですね。

どんな格闘王者とかでも臆病な一面がある位ですし。

それならやはり、真面目努力家な人や、弱者に優しい人や、努力して良い結果を出すような人達は皆、
「批判される事を恐れているヘタレ」とか、
「根暗」、「偽善者」、「裏でネチネチしているんじゃないのか。」
等と中傷を受けるのが宿命でしょうか?

人間は生まれついてなら、男らしくも女らしくもなく、
男らしい人はやはり、最初は諭されて、努力して男らしくなっているのでしたら、

なら男らしい人に、
「お前みたいに男らしい奴ほど、周りから、女々しいとか情けないとか謗られる事を恐れて、努力して男らしくなっているのだから、本当は女々しいんだ。」
とか言って中傷したり、
女々しい人に
「君みたいに女々しい者ほど、周りから、女々しいとか情けないとか謗られる事を厭わずに堂々と女々しくなっているのだから、本当は男らしくて逞しく勇ましいんだぜ。」
とか言って誉めるような事をすれば、

それが一番、手っ取り早いのではないかと思いますが如何でしょうか?

また、勇敢な人に
「お前みたいに勇気を出す奴ほど、周りから臆病とか弱虫とか謗られる事を恐れて勇気を出しているのだから、本当は臆病で弱虫でヘタレなんだよ。」
とか言って非難中傷したり、

明らかに臆病で弱虫な人に
「君みたいに、弱虫で臆病な人ほど、周りから謗られる事を厭わずに、堂々と臆病、弱虫になっているのだから、本当は勇敢なんだぜ。」
とか言って誉めたりしますかね?

ならそれがそれで一番手っ取り早いように思いますが如何でしょうか?
生きるって、面倒臭いものですね。
でも、面倒臭いから面白いのかも知れませんね。

人に厳しくして非難して中傷するような輩はただ心が狭いだけ。
他人に対する厳しさは自分に対する甘え。
心の弱さなんて誰にでもある。それを誤魔化す事や我慢する事が前提で、それをしない事を否定して、弱さを見せた人を責めるのは人を思いやる気持ちが無いから。
そんな心が狭い奴に限って、自分より立場が上の奴とか好みの異性等の気に入られたい奴は誉めまくる。
結局のところ、何が良くて何が悪いかじゃなくて、相手にどう思われたいか、どう思わせたいかだけの問題。
嫌いな人や面倒臭いと思う人には好かれなくても良いし不愉快な思いをさせたいから厳しくして非難中傷するだけの事。
言っている事が間違いじゃなければ正しく善良な訳じゃない。偉そうに人を非難中傷する人は、善良じゃないし、偉くもない。他人の弱さを責める奴は自分の弱さを自覚してないだけ。
人に厳しく非難中傷する人間の目線で考えてみたり、
非難中傷する人を駄目な人と言う厳しい見方をして否定的に考えてみたりすると、とてもシンプルです。
生きるって面倒臭いものではありますが、偉そうにする人の本質に気が付いたら多少は面倒臭くなくなります。

私は何を言われても動じない自分でいたいと思っています。
女々しいも男らしいも人によって基準は違うし、大体他人に言いたい放題好き勝手言っている人は、自分が言われたくなくて先に相手を攻撃しているのかな?って。

それにそういうことを言う人は他人に自分のコンプレックスを重ねているだけだから、あぁこの人はこういうことに悩んでいるのかぁって思って話は聞き流しています。
勿論、理不尽なことを言われればイラッとする事もありますが、言い返したら相手と同じレベルまで落ちますので。

一番は、相手の言葉に一々左右されない自分の軸を持つ事だと思います。